【まとめ】猫アレルギー15個の対策
猫アレルギー対策について、1年半にあたって様々な対策を試してきました。この記事ではそれぞれの対策についてまとめました。
猫アレルギー予防について書こうと思ったきっかけ
わが家に長毛大型猫2匹を迎えたところ、夫が猫アレルギーを発症するようになりました。
夫は実家で猫を飼っていたので、アレルギーを持っていないと思っていたのですが、病院でアレルギー検査をしたところ、レベル4の猫アレルギー持ちということがわかりました。(アレルギーレベルは1〜6まであり、結構ひどい方に分類されます)
症状はいつも出ているわけではありませんが、一度猫アレルギーを発症すると、以下のような症状が出ます。
- 目がかゆくなる
- くしゃみが止まらない
- 頭がぼーっとする
もっとひどくなると
- 目の白目部分が溶けてくる
- 頭が痛くなる
猫アレルギーを一度発症してしまうと、最低でも治まるまで半日以上かかるため、一日何もできずに終わってしまいます。
そこで色々と対策をした結果、現在ではほとんどアレルギーが出なくなりました。
もう1年以上アレルギーは出ていません。ある程度の効果が確認できたため、今まで試したことと夫への効果をまとめました。(★の数で効果を10段階で表現しています)
注意:家の環境、猫、アレルギーレベルによって対策効果は変わってくるかと思います。必ずしも同じ効果が出るとは限りません。ご了承ください。
少しでも予防や対策ポイントを探している人の参考になれば嬉しいです。
猫アレルギー15個の予防ポイントと効果
その1. 布製品へのファブリーズ
効果:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
家中の布製品を毎日こまめにファブリーズしました。清潔になった気がして、気分は良くなりましたが、猫アレルギーにはほとんど効果はありませんでした。
その2. 空気の入れ替え
効果:★★☆☆☆☆☆☆☆☆
家中の窓を開けて換気をしました。空気が入れ替わることで多少アレルギーは出にくくなった気がしましたが、その後もアレルギーを発症していました。
その3. 2週に1回のシャンプー
効果:★★★☆☆☆☆☆☆☆
シャンプーによって猫自体に付着した糞や尿、唾液やフケは取り除くことができます。しかし、シャンプー直後から1日2日は抜け毛が大量に増えてしまいます。
その結果、毛が空気中を舞うことが多くなり、その毛が目や喉に入って猫アレルギーを引き起こしやすくなりました。
十分に余分な毛を流したつもりでも、抜け毛の量に変化はなかったように感じます。とにかくシャンプーをすると毛が抜けます。
結局、2週に1回のシャンプーをやめて、現在は半年から1年に1回に落ち着きました。(一般的な猫のシャンプー頻度と同じです)
※効果の出る猫、でない猫がいるかと思います。猫が小さい場合や毛がない場合は効果が出るかもしれないです。(わが家の猫は大型の長毛種です。)
その4. こまめなブラッシングやお尻周りの毛のカット
効果:★★★★☆☆☆☆☆☆
どうしたって猫の毛は抜けるのですが、ブラッシングを2、3日に1回しておけば多少は抜け毛が減る気がします。また、お尻周りの毛を短くカットすることにより、糞尿が毛に絡まりにくくなり、清潔感はUPします。一定の効果はあったように感じますが、これだけでは猫アレルギーを予防することはできませんので、他の予防対策と合わせて対応する必要があります。
その5. 布製品へのこまめなコロコロ
効果:★★★★☆☆☆☆☆☆
どんなにブラッシングをしても猫の毛は抜けます。いつそんなに抜けるんだろうと思うほど抜けます。洋服やクッションなど布にくっつきます。コロコロをこまめにしておけば、口や鼻に毛が入る機会が減り、アレルギー発症の予防となります。
その6. 空気清浄機の設置
効果:★★★★☆☆☆☆☆☆
空気清浄機を3台設置しています。場所は猫のケージの付近、寝室、夫の机の横です。空気清浄機を設置してからアレルギーでにくくなった気がします。フィルターには猫の毛が結構ついているので、空気中に舞っている毛をしっかりキャッチしているようです。


その7. イライラを溜めない
効果:★★★★☆☆☆☆
イライラしている時は、対策など関係なくなるくらいすぐにアレルギーが出てしまいます。イライラする→アレルギーが出る→更にイライラするの悪循環です。普段からストレスをためないで元気に笑っているときのほうがアレルギーが出にくい気がします。
その8. ネコ専用の寝床を作らない
効果:★★★★★★☆☆☆☆
以前はネコ専用の布のクッションや寝床をつかっていたのですが、毛やフケ、おしっこや糞がどんどんしみていったようで、段々とアレルゲン度が増していきました。部屋の端っこだから大丈夫かと思っていましたが、寝床を掃除するたびに部屋の対角線上に座っている夫がくしゃみをし始めました。最初は気のせいかと思っていましたが、気のせいではないくらい毎回くしゃみをするので、寝床は処分しました。(専用の寝床がなくても、猫は好きな場所で眠っているので、寝床は用意しなくても問題なさそうです。)
その9. 目や口に毛が入ったらすぐに洗い流す
効果:★★★★★★☆☆☆☆
粘膜のある目、口、鼻などに猫の毛が入ってしまったらすぐに洗い流すようにしています。一度目に毛がはいったのを放置したところ、白目が溶けるくらいアレルギーがひどくなってしまいました。その状態が1週間ほど続きました。その出来事をきっかけに、毛が粘膜に触れたらすぐに洗うようになりました。以降、白目が溶けるくらいひどいアレルギーは発症していません。
その10. 寝室には猫を入れない
効果:★★★★★★★★☆☆
枕や毛布は顔に触れます。なので、寝室には猫を入れないようにしています。また、寝室は避難所の役割もあります。アレルギーが出そうになったときに寝室に逃げることにより、アレルギー発症を阻止できます。
その11. 猫を触ったら手を洗う
効果:★★★★★★★★☆☆
基本的なことですが、猫を触ったら必ず手を洗うようにしています。手を洗わないと、無意識のうちに目をこすったり、鼻を触ったりしてしまい、猫アレルギーを発症してしまいます。
その12. 体調が悪いときには猫に近づかない
効果:★★★★★★★★☆☆
風邪っぽかったり、残業が続いて体が弱っているときに猫に近づくと、高確率でアレルギーが出ていました。ただでさえ弱っているのに、泣きっ面にハチです。体調が悪いときには猫になるべく近づかないようすると、アレルギーの発症を予防できます。
その13. 掃除機&クイックルワイパーでの床掃除
効果:★★★★★★★★☆☆
掃除機やクイックルワイパーで床をきれいに保つようにしてから、劇的にアレルギーがでなくなりました。以前は3日〜5日に1回掃除機をかけていたのですが、1日〜2日に1回に頻度を増やしました。忙しい時は、代わりにクイックルワイパーでさっと床を掃除するだけでも効果があります。
その14. サマーカットにする
効果:★★★★★★★★★☆
獣医に勧められ、フゥを全身サマーカットしたことがあります(毛玉による皮膚病予防)。その時は驚くほどアレルギーが出ませんでした。毛も短くなり、抜け毛も減りました。
その15. トイレをこまめに掃除する
効果:★★★★★★★★★★
トイレをこまめに掃除することにより、かなりアレルギーを抑えることができます。以前は週に1回おしっこシートを取り替え、うんちは毎日とっていました。おしっこシートも毎日変えるようになった途端、アレルギーが出にくくなりました。効果があった対策はダントツでコレです。
対策まとめと実施状況
予防内容 | 現在の状況 |
---|---|
布製品へのファブリーズ 効果:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ |
ほぼ毎日実施 (アレルギー予防というよりは清潔な環境を保つため) |
空気の入れ替え 効果:★★☆☆☆☆☆☆☆☆ |
ほぼ毎日実施 |
2週に1回のシャンプー 効果:★★★☆☆☆☆☆☆☆ |
半年〜1年に1回実施 |
こまめなブラッシングやお尻周りの毛のカット 効果:★★★★☆☆☆☆☆☆ |
2〜3日に1回実施 |
布製品へのこまめなコロコロ 効果:★★★★☆☆☆☆☆☆ |
毎日実施 |
空気清浄機の設置 効果:★★★★☆☆☆☆☆☆ |
3台設置 ・猫ケージ周辺:毎日ON ・夫の机の横:毎日ON ・寝室:週1でON |
ストレスを溜めない 効果:★★★★☆☆☆☆☆☆ |
日による |
ネコ専用の寝床を作らない 効果:★★★★★★☆☆☆☆ |
寝床は撤去 |
目や口に毛が入ったらすぐに洗い流す 効果:★★★★★★☆☆☆☆ |
必ず実施 |
寝室には猫を入れない 効果:★★★★★★★★☆☆ |
ドアを閉めて猫が入れないようにする |
猫を触ったら手を洗う 効果:★★★★★★★★☆☆ |
必ず実施 |
体調が悪いときには猫に近づかない 効果:★★★★★★★★☆☆ |
絶対近づかない |
掃除機&クイックルワイパーでの床掃除 効果:★★★★★★★★☆☆ |
1〜2日に1回実施 |
サマーカットにする 効果:★★★★★★★★★☆ |
長毛種の猫には負担がありそうなので、 定期実施はしていない |
トイレをこまめに掃除する 効果:★★★★★★★★★★ |
おしっこシート取り替え:1〜2日に1回実施 うんちを捨てる:毎日実施 |